「現在地展2019」を見てきました
神戸電子専門学校の非常勤講師として関わるようになって丸4年が過ぎようとしています。
WEBエンジニアコースでは、少人数のクラスで入学から卒業まで2年間担当し、今月第二期生が卒業していきます。入学したてのときから、2年間の学生の成長を感じられるので、こちらも刺激になります。
そして、グラフィックデザイン学科では1年生の後期だけ短期間の担当で学生数も多いのすが、たった十数回の授業だけに内容も濃いめに記憶に残ります。1年後期が終了し、次ぎに会うのは1年後なので、その進化に毎年度肝を抜かれます。
楽しみながら、苦しみながら、企画からプレゼン、作品制作、展示物の制作を一生懸命取り組んでいるみんなを見て、自分も初心に返るひとときとなり、今年もいろいろと刺激を受けました。
今回の現在地展
今年は、1階のホールスペース、5階のドームホール、B1のホワイエの3会場だったので、わりとゆったりとスペースをとった展示で見やすかったです。
例年通り、1年生は企業と連携した取り組みで、実際のプロジェクトをデザインで問題解決をするプロセスをたどりながら制作していく進級制作。2年生は、自分が好きなこと、やりたいことを自由に作品にする卒業制作。今回は。このふたつがが、ジャンル別に展示してあり、力作揃いで見応えがありました。
中には、そのまま商品展開できそうなオリジナルブランドのグッズ商品をたくさん展示してあるブースや、このまま出版社に持って行けば発売できるんじゃないか?というような分厚い本と、付随するカルタを作りあげてた作品もあり、もう圧倒的に凄さを放っていました。
ウェブ専攻の学生が、Macのウェブカメラをブラウザで制御し顔認識した上に、位置を判定してグラフィックをオーバーレイさせるような技術的には結構ハードルが高いことを、短期間で仕上げていたのにも驚きました。
企画、プレゼン、制作、展示、展示会のイベント運営に関する制作やコラボレーションなど、いろいろと大変だったと思います。頑張ったみなさん、お疲れさまでした。
明日、2019年3月2日(土)も、10:00〜16:00まで神戸電子専門学校 北野館で開催していますので、お近くの方は是非足を運ばれてはいかがでしょうか。
- written by 岡田 陽一
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