トライデントコンピュータ専門学校で写真の授業でした。
26日、今年も名古屋のトライデントコンピュータ専門学校さんに行って来ました。
今年で3回目になりますWebデザイン学科の生徒さんに写真や撮影の話をする授業です。
今回も「Web制作者も知っておいた方がいい写真や撮影の基礎知識」というタイトルでWorkshopを含めて180分お話ししてきました。
Webサイトを制作する上で、写真は重要な要素のひとつです。Webデザイナーであれディレクターであれ、写真の事とか専門と違うから関係ないもん。では済まないと思います。ということで、写真とデザインの類似性、構図の話、写真の写るしくみ、シャッターと絞りでどんな表現ができるのか、など盛りだくさんであっという間の180分でした。
まず、事前に課題を2つ出していたので、その課題についてグループでディスカッション&各自発表してもらいました。
ひとつは、Webをリサーチして「真面目さ・誠実さが写真から伝わってくるサイト」を探して来てください。というもの。それをグループ内で、なぜこれをチョイスしたのか、どこに真面目さを感じるのか、などを話合ってもらって発表してもらいました。
もうひとつは、架空のサイト(文房具店かスイーツ屋さんのどちらか)を制作するにあたってトップページ、商品ページ、通販ページ、採用ページに使うメインイメージの写真を撮ってきてもらい、なぜその写真を使ったのか、撮影時に難しく感じた事や、実際にサイトを制作する時に感じた撮影時の反省点などを発表してもらいました。
昨年は、撮ってきた写真をそのまま見たのですが、今年は、みなさんちゃんと実際に撮影してきた写真を使ってサイトのデザインをして、画像も加工してる人もいて、それぞれの個性が際立って見れてとてもよかったです。
みなさんの感想を聞くと、やはり適当に撮ってしまうと、後からデザインする時に使いにくいものや、撮ってなかったりで難しかった。撮影前からちゃんと計画立てて撮らないと!ってなかなかいい経験をして頂いたのではないでしょうか。
Workshopの後は、ひたすら構図や写真の基礎的な細かいところを話して、最後はCloudにバックアップする重要さをおまけでお話したのですが、終始一生懸命メモを取ってた学生さんも何人もいて嬉しくなりました。
今後、社会に出て制作会社や企業やフリーランスとしてWeb制作の仕事をする時に、必ず素材写真を扱う事があると思います。「あ!あの時授業で聞いた話だ。」って思いだして貰えれば幸いです。
ということで、WCANには毎回参加していますので、また何か疑問に感じる事や撮影の事で知りたい事がありましたら、聞きに来てくださいね。